MATSU
というのも、DTPの場合はIllustrator、Photoshop以外の選択肢がなく、「ソフトを選ぶ」という概念がありません。
一方、WebではDreamweaverなどのIDE系、SublimeText、Vimなどのエディタ系…などなど。機能、好みに応じて選択していると思います。グラフィックツールにおいても「Sketch」などの台頭により、Adobe一辺倒ではなくなってきました。
私自身は、Webを勉強した時の書籍に「まずはテキストエディタで書いてみよう!」と書いてあり、その通りにMacの「テキストエディット(デフォルトアプリ。本当に書くだけのソフト)」で実践した結果、エディタ系の方が使いやすくなりました。ただ、もちろんEmmetやスニペット(入力補助機能)もないので、今思うと苦行に近い写経だったと思います。(実際、覚えるのはコレが一番だと思いますが…)
それから色々なエディタを使ってみました。Dreamweaver、Coda、SublimeText、Brackets、Atomなどなど。特に不満はないのに新しいエディタを色々使ってみました。コーディングより環境設定いじってる時間の方が長いんじゃないかってくらいに…。
色々使ってみた結果、現在は「Atom」を使用しています。
実際、この辺りのエディタは機能に大きな差はなく、どれを使ってもそんなに困りません。 選んだポイントは「UI・デザインが良い」「動作がそこそこ軽い」が主な理由です。(その他にも色々ありますが)
私が気に入っているAtomポイントを紹介します。
Atomのインターフェースは主にGUI(グラフィカルユーザインタフェース)なのでとても分かりやすい。 一部のソフトは設定をjsonで直書きしなければならないなど、プログラマではない自分には、ちょっと扱いにくい部分があります。(Atomでもjson、csonを書かなければならない設定もありますが)
SublimeText、Bracketsなどと同じくAtomもパッケージで色々な機能を追加していきます。また、Atomの場合はAtom公式サイトでStar(お気に入り)の付いたパッケージのみインストールできるなど、使いやすいです。
AtomはGithub製なので、Gistを使ってカンタンに別のPCへ環境同期することが出来ます(パッケージ「sync-settings」、「GitHubアカウント」が必要)。同期される項目は、各種環境設定、スニペット、キーバインド、パッケージ、カスタマイズ用CSS(less)など。他にも自分で追加可能なので、完全に同じ環境を構築できます。
私は家でもAtomで勉強用コードなどを書いているので、設定が同期されるのは非常に助かります。
AtomはHTML、CSS、JavaScriptのようなWeb技術で出来ているソフトウェアです。よって、CSSで見た目をカスタマイズすることが出来ます。「ここのシンタックスの色が見づらい」とか「このアイコンの色が」など、かゆいところに手が届くカスタマイズが気に入っています。
他にもインストールしているパッケージや、よく使っている機能など、色々あるので詳細はまた次の機会に書きたいと思います。
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